秋といえば栗!縄文時代の遺跡からも出土しており、古くから貴重な栄養源とされていたことがわかっています。栗ご飯からケーキのモンブランまで様々な味わいが楽しめます。今回は栗の優れた栄養素と時間はかかりますが、簡単で美味しいモンブランピューレの作り方をご紹介します!
栗の栄養素
主成分はデンプンで、果物とナッツの中間的な栄養素を持っています。果物に豊富な ビタミンC、デンプン質、ナッツに含まれるミネラルなどすべて持っています。葉、渋皮、イガ、花に含まれるタンニンには消炎症作用があるため、古くから民間薬として使われてきました。
熱に強いビタミンC
栗可食部100gあたり26mgの豊富なビタミンCを含みます。
ビタミンCは様々な嬉しい効果があります。例えば
- コラーゲンを作る材料になり、肌や関節を健康にしてくれる
- 抗酸化作用により、アンチエイジングにも効果的
- 免疫を高めて、強い体にしてくれる
栗のビタミンCは芋と同じように、デンプンに包まれているため、加熱しても壊れにくく、生食と変わらない量を摂ることができます。
ビタミンB群・ミネラル
栗はフルーツとナッツの中間的な性質を持っているため低脂質で、他のナッツの 1/3ほどのカロリーでビタミンB群やミネラルを摂ることができます。
成分 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 約164 kcal |
水分 | 60.2 g |
たんぱく質 | 3.5 g |
脂質 | 0.5 g |
炭水化物 | 36.9 g |
― 糖質 | 約31 g |
― 食物繊維 | 5.9 g |
灰分 | 0.9 g |
ビタミンC | 26 mg |
ビタミンB1 | 0.15 mg |
ビタミンB2 | 0.05 mg |
ナイアシン | 1.0 mg |
葉酸 | 74 μg |
カリウム | 540 mg |
カルシウム | 29 mg |
マグネシウム | 40 mg |
鉄 | 0.7 mg |
銅 | 0.44 mg |
リン | 71 mg |
モンブランピューレの作り方
材料
- 栗皮付き 1kg
- 水 700g
- グラニュー糖 300g
- バニラエッセンス 3滴
道具
- 鍋
- フードプロセッサー
- 裏ごし器(なければザルで頑張る)
手順
栗を茹でる
・鍋に分量外の水たっぷりいれて栗を茹でる。湧いてから40分茹でる
栗をむく
・鬼皮と渋皮をむく(手を切らないように気をつけて)
むいた栗をシロップで煮る
・レシピのしたグラニュー糖と水を鍋に入れて、混ぜてグラニュー糖ある程度溶かしたら、むいた栗を入れ火にかける。栗が崩れるくらい煮る(湧いてから弱火で30分くらい)
フードプロセッサーでピューレにする
・煮た栗とバニラエッセンスをフードプロセッサーで回す。栗を煮たシロップは捨てないでください。
・栗だけだと滑らかに回らないので、シロップを入れて回します。入れすぎるとゆるくなりすぎてしまうので濃度を見ながらいれる。(冷ますと少し硬くなるので、ちょっとゆるいかな、位の濃度にする)
ピューレを濾す
・こし器で濾すことで、より滑らかなピューレになります。
・しっかりと冷まして完成!
アイスクリームを置いて、絞り袋で絞ればモンブランになります!パンに塗っても美味しいと思います。
まとめ
栗は栄養価も高く美味しいのでバルクアップに向いていますね。
茹で栗に飽きたらモンブランピューレにも挑戦してみてください。
参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます!
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