脂質は悪いものだというイメージを持っている人は多いと思います。でも実は健康や筋肉をつけるために脂質はとても重要な栄養素です
この記事では脂質が必要な理由と体に良い脂質の取り方を解説していきます
脂質が必要な理由
脂質はエネルギーになる
普段生活をしているときは脂質がエネルギーとして使われています。脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを供給してくれる効率的なエネルギ源になります
ホルモンの材料になる
脂質は男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロゲン)など重要なホルモンの材料になります。筋肉をつけたり健康のためには、脂質を必要量摂ることが必須です
細胞膜の材料になる
細胞膜には様々な役割があります。一部を紹介します
- 細胞を仕切って細胞1つ1つを形成している
- 体にとって必要な物質を通過させて老廃物などの排出をする
- 細胞内外で物質のやり取りをして細胞の状態を維持する
細胞膜は厚さ5mm~10mmの非常に薄い膜ですが細胞の生存と機能を支える重要な役割を果たしています
体に良い油を取ろう
お肉や魚などをバランスよく食べることで良質な脂質を摂取することできます。特に青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は近年注目を集めています。効果としては
- 血流を良くする
- 筋肉を成長させる働きを促す
- 疲労軽減
- 心臓の負担を和らげる
- 脳機能の向上
などがあります。ただし、酸化しやすい脂肪なので新鮮な魚やサプリメントを摂ることが重要です。魚の缶詰は捕れたての魚を加工しているのでオススメです!
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酸化した油はあまり摂らないようにしよう
何回も同じ油を使って揚げ物をしたりすると、だんだん油が黒くなりますよね。これは過酸化脂質が多い酸化した油になります
過酸化脂質はポテトチップスやかりんとうなどに多く含まれていることがあります。酸化した油を大量に摂ってしまうと体に良くないですし、老化の原因にもなるので、食べ過ぎには気をつけましょう
まとめ
- 脂肪はエネルギーになる
- 脂肪はホルモンの材料になる
- 脂肪は細胞膜の材料になる
- 新鮮な魚からオメガ3脂肪酸を摂ろう
- 酸化した油は避けるようにする
脂質は体に必要な栄養素です。とりすぎは生活習慣病の原因にもなるので気をつけたいですが、良質な脂質をしっかり摂って健康になりましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます
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